第19夜
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片腕だけで咲を支えていたのだ。
「重くなかった?」
「お前軽すぎ…飯食え」
「食べてるし…ほら行くぞ」
木の下から出て歩き出した。
神田も早足で歩き出した
咲は神田を部屋に案内した。
「ユウの部屋はそこ…じゃ。」
神田を其処に残し、外に向かった。
雨が体を濡らす…
それを気にせず、足を止めた。
手を宙に浮かせ、雨をのせた。
そして、口を開いた。
歌を紡ぎ始めたのだ。
声の大きさに合わせて雨も激しくなったりしている…
まるで、バックコーラスのように…
咲の声が綺麗に響く
ピタリと歌うのを止めた
咲の顔を見ると、涙を流していた。
否、雨かもしれない
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