第17夜
夢小説設定
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深く息を吐き出した。
「又、気使わせちまった」
髪をかきあげた。
長い漆黒の髪が手の動きに合わせて揺れている。
その姿は綺麗で神秘、そして艶っぽい…
見ている者は顔を赤くし、良いモノ見たという顔で咲を見ている。
動くのを止め、咲の動きに夢中の様子。
「…行くぞ、ユウ」
「…あ、あぁ///」
「さっさと歩く!」
神田の手を掴み、前に進む。
周りはそんな2人を見て頭をうなだれて足を動かし始めた…
「なぁ、さっき視線が凄くなかったか?この服珍しいもんな」
「嫌…あ、そうだな」
曖昧な返事を返して咲の手を握り替えした。
その行為に目を丸くした。
空いている方の手で神田の額にあてた。
「熱無いよな…」
その手を叩き、神田は咲を睨んだ。
「俺の事馬鹿にしてんのか?あぁ?」
「嫌…ただ、ユウから手握り替えしてくれるなんて今までに無い事だったからさ(苦笑)」
「そうかよッ」
神田は咲の手を離した。
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