第17夜
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そんな反応が神田にとってはとても嬉しいようだ。
「そういう事言うの禁止…いきなり言われると…」
「前もって言えば良いのか?」
「そんな訳ない…」
「言う…咲の全てが好きだ」
ポンッと音がするんじゃないかってぐらい赤くなっている。
「絶対に誰にも渡さないからな…絶対に」
まるで誓っているかのように言葉を発している神田…
そんな少しの変化に咲は違和感を感じた。
「大丈夫か?具合悪いのか?」
顔を下から覗き込むように神田の顔を見た。
上目遣いの咲に神田は顔を赤くした。
(コイツ…無自覚かよ///鈍感+無自覚って…気が遠くなりそうだ。ま、振り向かせる為には何でもするけどな。覚悟しとけよ?咲。)
その瞬間咲の体には再び寒気…
神田は口元に弧を作った。
そんな神田を見ていなかった咲は体を手でさすっていた。
「行くんじゃないのかよ」
「そうだった!」
暫く無言で歩いていると地獄蝶が飛んできた。
‘部屋を用意したから連絡したんじゃ。十番隊隊長の部屋の2つ隣だ’
そして地獄蝶はまた飛んで行った。
.