第16夜
夢小説設定
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今咲は意味も分からず、神田の腕の中にスッポリとはまっている。
「ユウ?」
顔を見ようと、離れようとしたが力強く抱き締められているため無駄な抵抗だった。
そして、いきなり体を離された。
「へ?」
ライドが触れた頬を服で擦り、消毒するかのように唇を寄せた。
咲は一瞬の事で頭が着いていかないようだ。
神田が離れたと同時に咲は下を向いた。
何故なら頬が熱をもったのを感じたからだ。
それだけ顔が熱くなっているのだ。
神田はそんな咲の頬に手を当て上を向かせた。
咲の真っ赤な顔を見て神田は優しく笑った。
「つっ~///笑うな///」
「嬉しいんだよ。咲がちゃんと俺を意識してくれてるのが」
そう言って優しく笑い、抱き締めた。
「ユウ…馬鹿///」
2人は暫くの間抱き締め合っていた。
「ユウ、此処に正座して」
「…あぁ」
言われた通りに正座をした。
「目瞑って」
神田が目を瞑ると、咲は唱えた。
「この者の代償を私が背負う…」
そう言うと、周りに陣が現れた。
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