第16夜
夢小説設定
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神田は固まっていた。
「ライド、力を返して」
[後悔すんなよ…]
「しねェよ(笑)」
笑顔で力強く言い放った。
[わかったよ]
手を咲に翳し聞いたことのない言葉を唱えた。
目映いばかりの光が咲を包み込んだ。
少しの間慣れるまで痛みにのた打ち回っていた。
だが、慣れるのはあっという間だった。
神々しい咲に神田は上から威圧感があるかように立てなくなった。
咲は手をグッパして、ジャンプした。
「体が軽い…」
[当たり前だろ…元々お前のなんだからな。今までは徐々にだったから体が追い付かなかったけど、全てを返すことにより昔を体が思い出したからだ…その力の使い道は自分で決めろ。只暴走させないようにそして、あまり危険な事はするなよ…あいつらが悲しむからな]
「わかった。じゃ、またな…」
[何時でも呼べ…力になる]
ライドは咲を抱きしめ、頬に唇を寄せて笑った。
「ラ、ライド!?いきなり何すんだよ///」
[フッ…]
スッと姿を消した。
「アンニャロー(怒)でも。有難うな」
団服を翻し、神田の方を向くと抱き締められた。
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