第15夜
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やはりいきなりの事で驚いてしまったアレンは声をあげた。
「おおっ」
「可愛いな…本当に」
アレンは後ろを振り返り手を前に出した。
「絶対脱出!!です」
「おいさ」
「である」
「うん」
「ウッス」
アレンの手の上に手を乗せていった。
「神田~咲~…」
「やるか、見るな」
「ユウ。そんな言い方は駄目だよ!その約束は俺には難しい…だからその手の上に手を載せる事は出来ない。ごめんな…でも、願いでは一緒に帰りたい。この願いは天に届くかな」
「んな事言うな。行くぞ」
「あぁ。有難うな」
扉を開け、中に進んで行った。
中には月が三つあり、キラキラしていてとても幻想的な部屋だった。
(いきなり殺気か…弱いけどどこからだ?)
「何だここ…?」
「外じゃねェな…」
「すごっ…!」
神田は歩くのを止め、前を見据えた。
(アイツから出てる殺気か…)
「!?神田?」
「シッ黙れ。いるぞ」
目の前には巨体…
「お前ら先行ってろ」
(やっぱり言ったよ…)
咲は手で額を抑えた。
そして、深くため息をついた。
先程の神田の台詞にみんな固まっていた。
「えっ!?」
「ユウ?」
「アレはうちの元帥を狙ってて何度か会ってる」
六幻に手を添え、鞘から刀を抜き出した。
「カッ神田1人置いてなんか行けないよ」
「勘違いするな…別にお前らの為じゃない。うちの元帥を狙ってる奴だと言っただろ」
刀に二本の指をスライドさせ発動させた。
「任務で斬るだけだ」
そう冷たく言い放った。
咲達が閉じこめられたノアの方舟が消滅するまで
あと110分…
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