第15夜
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咲は直ぐに崩壊の弱い所に高く跳躍して移動した。
アレン達の足元も崩壊を始めた。
「うわっ」
「ヤバイ走れ崩壊の弱い所に!!」
だがリナリーは逃げ遅れて、下に落ちて行ったのをアレンが助けた。
「体力がいつまでもつか…」
崩壊の弱い所に全員が揃った。
「どーするよ。逃げ続けられんのも時間の問題だぜ。伯爵の言う通り3時間でここが消滅するならさ」
「あと2時間レロ」
「どの道助からないである!!」
「リナリー、その靴足に負担がかかってるでしょ。今のリナリーには何㌔にも感じてると思う…だから、これ履いて」
リナリーはその靴に履き替えた。
「重さを感じないだろ」
「えぇ。有難う!」
その瞬間咲は優しく微笑んだ。
そして、小さく口を開き言葉を紡いだ。
その声は誰にも届く事はなく崩壊する音によりかききえた。
「ユウ。鍵持ってる?」
神田は頷き手を広げた。
「誰が鍵を差し込む?」
みんな顔を逸らした。
「ジャンケンしようぜ。負けた奴がやる…」
ジャンケンが始まった。
結果は…アレンの負け
神田の手から鍵をとり、扉に恐る恐る近づいた。
「こ…このドアでイイですかね?」
「どれでもイイんじゃね?うん…」
「とっととやれよ」
「しかしアレンジャンケン弱ェな」
「直ぐに結果が出るなんて思ってなかった…」
アレンは鍵を鍵穴に差し込んだ。
そうすると扉が音を立てて蝶や星のマークがあらわれた。
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