第14夜
夢小説設定
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咲は笑いを堪えながら、三人に話し掛けた。
「…三人共どうした?固まって…」
「咲。あの赤い鳥って鳳凰さね!あの伝説の…無礼を働いた者には容赦なく地獄の業火で焼き尽くすと言われている…そして、あの鳥を見ることが出来れば幸せは必ず訪れるっていう鳥さ!何で咲が主なんさ?あんな性格を持っている鳳凰が人に仕えるはずがないんさ!」
「どんな伝説だ?それ」
「いいから質問に答えるさ!」
「…さらば!」
そう言い団服を翻し、逃げようとしたらラビに腕を掴まれた。
「…説明するさ!」
「嫌だ…面倒くさい」
視線を違う方向に向けた。
「ラビ…俺が嫌がる事無理矢理聞いて楽しいか?ラビにだってふれて欲しくない事あるだろう。今回はやめてくれ。いつか必ず話すから…」
ラビは掴んでいた手を離した。
「ごめんさ…」
「…良いんだ。理解してくれれば」
無理に笑顔をつくった。
「さて、皆と合流しようぜ…」
「「「無理に笑わなくて良いんだ/ですよ/さ」」」
「サンキュー…」
そう言ったときの咲の顔は笑顔になっていた。
咲はリナリーの傍まで歩いて行った瞬間倒れた。
意識を手放した咲…
「起きるんさ!死んじゃダメさよ…」
微かに耳に入ってくるラビの悲痛な声…
しっかりして下さい!」
「死んだら殺すぞ」
神田の馬鹿発言に暗い空間で笑いをこぼした。
目の前には僅かな光が見えた。
その光がある方向に歩いて行った。
その光が目の前まで来た瞬間眩い光が咲を覆った。
目を覚ませば三人の顔が見えた。
泣きそうな顔をしている…
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