第14夜
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目の前ではアレンと伯爵が戦っているのが目に入る。
「アレン…イノ…センス…復活した…んだね」
そして、咲は気を失った。
咲が倒れた所には血が広がっていく。
爆発の音がし、咲は重い瞼を開けた。
(起き上がれない…ユウとアレンの言い合い)
手に力を入れても起き上がれない咲
(血、流しすぎたか)
「咲…大丈夫さ?」
「無理…起き上がれない」
そんな弱々しい咲の声を聞き神田とアレンが寄ってきた。
「アレン。久しぶり」
「何言ってるんですか。そんなに深い傷負って」
「伯爵の…攻撃喰らった…だけだから」
「咲、あれほど無理すんなって言っただろうが!」
「アレンもユウも口が減らないな。ラビ、起こして」
「あいあいさ~」
ラビは咲を横抱きにした。
「ラビ…降ろせ」
「そんな怪我で何言ってるんさ!」
「こんな…怪我平気だ…降ろ…せ」
「顔が真っ青な奴が何言ってるんさ!」
「良いから降ろせ!」
ラビをぶん殴り、腕から抜け出した。
地上に足をつけた瞬間視界が揺れた。
「…糞!」
地面に膝をついた。
意識を集中させ、光の粒子を集めた。
そして、傷口にあてた。
徐々に治っていく傷
傷が治り、手を退けた。
そして、立ち上がった。
血が足りていない咲は立ち上がった瞬間目眩がおこった。
目の前にいた神田に支えられた。
「ユウ…毎度毎度有難うな…」
「チッ!」
舌打ちをしてそっぽをむいた。
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