第14夜
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
深く息を吐き、伯爵を睨んだ。
「リナリーに向けてるその手退けろ…」
「嫌でス咲はちょっと向こうに行ってて下さい」
大量に黒い球を咲に投げつけた。
「面倒…天帝、破壊しろ」
そういうと球は天帝により破壊された。
「凄いですネですが、あれを見て冷静でいられますカ?」
その指の先を見ると、ラビが巨体のノアに攻撃を受けていた。
「俺は仲間を信じる」
そして、伯爵とリナリーの間に滑り込んだ。
「仲間に手出しはさせない」
「邪魔なんですヨ」
伯爵は咲に急接近し、黒い球を腹に当てぶっ飛ばした。
その瞬間、咲は宙を舞った。
腹部には傷…
深く傷を負った咲は意識を失いかけた。
血はとめどなく溢れている。
そんな咲を天帝は背中で受け止めた。
「天…帝」
《咲、喋るな。傷にさわる》
「…別に良い。リナリーの所に行かないといけないから。」
そして、天帝の背中から降りた。
咲が歩いた所には血…
ゆっくりだが、確実にリナリーと伯爵の所に近付いて行った
天帝は目を瞑って消えた。
傷口を手で抑えながら進んだ。
意識も絶え絶え…
その時、空が割れた…
.