第12夜
夢小説設定
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ゆっくり、そっと開けた。
「…久しぶり。ラビ…リナリー」
「咲なの…」
「あぁ…俺だよ」
リナリーに近付き髪を撫でた。
「髪…どうしたんだ」
「アクマと戦って燃えちゃったの…」
「やっぱりあの夢は本当だったのか…」
「夢?」
「そう、夢。…また、髪伸ばせよ?」
「えぇ…伸ばすわ」
「良かった!足の包帯は、イノセンスの強制開放が原因なんだろ。無理するなよ。」
手に光の粒子を集め、リナリーの足を包み込んだ。
「少しは楽になれば良いんだけど。」
「有難う」
「隣の女の人は?」
「ミランダよ…」
「…皆ボロボロで無理して戦っていたんだね…俺が知らない間に。ごめんな」
目を伏せ謝った。
リナリーは空いている方の手で咲の頬に触れた。
「謝らないで…咲が生きていたことだけで嬉しいわ」
「有難う」
肩をつつく人が居た。
「俺は?」
後ろにはラビ…
「ラビ…久しぶり」
2人は抱きしめあった。
「おかえりさ…」
「ただいま…ラビ、マフラー返すよ」
「ずっとつけててくれたんか?」
「あぁ…ノアに捕まっても離さなかった。このマフラーがあったから、皆がいたから頑張れた。諦めようと思った事も、マフラーを見て皆も戦ってるんだ。って思って頑張った。マフラーを借りてたお蔭かもしれない。ラビ、有難う。皆も有難う。俺がここまでこれたのも仲間が居たから…だよ。」
「無理に笑わなくても良いんさよ?」
首を横に振った。
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