第十二弾
夢小説設定
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フッと笑みを零し、見た
「まぁ、宜しく伝えといて。後、リング争奪戦の時はごめん…ていうことも」
「お姫様のお願いは聞き入れてあげることもないじゃん」
「お姫様じゃないけど、有難うなベル」
椅子から立ち上がり、寝ている人の髪を撫で微笑んだ
「王子には」
その言葉に笑い、ベルの髪を撫でてスクアーロの前に行った
耳元に唇を近付け、スクアーロにしか聞こえない声で紡いだ
後ろではベルが叫んでいる
「うるせぇぞぉぉおお!!!」
「スクアーロもね…」
ベルがポカンとしている間に話を進める
「だから、もしもの時はこれを投げて」
「敵にバレるんじゃねぇのかぁぁあ?」
「俺にしか分からないから平気。例え遠くにいてもわかるから…それに俺最強だから」
などと言って笑っている雫に顔を赤く染めた
「うるさい」
今まで寝ていた者が零した声
雫は傍に寄り、額をくっつけキーンという音が響いた
一瞬だけ雫の瞳が変わり、目があうと眠りに再度就いた
「ごめんな。五月蠅くして…じゃ、俺帰るわ。迷惑だとは思わず、使えよ?タイミング悪く、ミルフィオーレと闘ってたら一段落するまで来れないけど。持ちこたえろよ」
「誰に向かって言ってんだ?」
「銀髪が綺麗なスクアーロにかな?じゃ、俺もう行かないと…元気でね。その可愛い子にも伝えといてよね。任せたよ…じゃあね」
頬にキスをして、その部屋を後にした
来た道を引き返していると、後ろから抱きつかれた
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