第十二弾
夢小説設定
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その静寂を切る者は…
「うん。これっきりで…。」
「そんな顔してほしく無いんだけどな」
「ご、ごめん…じゃ、俺帰るな。話がしたかったから。白蘭がどんな人かをね…危険だけど資料よりあてになるから。百聞は一見にしかずだし。じゃ、またいつか。」
「雫だったらいつでもミルフィオーレに歓迎するから」
「クスッ、有難う。バイバイ」
扉を開け、手を振り笑顔で去った
その建物を出て真っ直ぐ特殊暗殺部隊のヴァリアーの所へと足を向ける
「もう少しこっちか?うん、きっとそう」
建物内に侵入すると警報音が鳴り響いた
「あら…」
カカカカッ
足元にナイフが刺さる
一歩下がりそれを当然のように避けた
「血の気が多いのも変わってないか」
下に刺さっているナイフを手に取り弄りながら、前を見据えて言った
「どーも、久しぶり。ベルフェゴール」
「ん?雫じゃん。しかも10年前の」
「無駄にナイフ投げるとこは変わんないんだな」
「そっちこそ変わんないじゃん。王子って呼べよ、だって王子だし」
「ベルじゃ駄目か?」
「許すしかないじゃん///」
「俺皆に会いたくて来たんだけど、今平気?ほら、色々と謝りたいことあるしね」
「王子が案内してあげるし」
「クスクス。有難う」
「雫のお願いは聞くしかないじゃん。雫はお姫様なんだし?」
「そんな柄じゃねェよ」
「皆、多分此処に居るし」
「嫌、こっちの扉の中でしょ。ベル、嘘は良くないな」
そう言って自分で指摘した方の扉をあけた
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