第十二弾
夢小説設定
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的をついているので、反論することさえままならない
「普通で良いんだよ」
そう言って抱き締めて、髪を撫でた
『はい…有難うございます。』
「月。強制はしない…でも、俺は月から敬語が無くなることを願ってるから」
ポンポンと頭を叩き、瞳を合わせて ね?と言った
『はい…』
「じゃ、始めようか。戦闘を…手加減はいらないからな」
『わかりました』
月との戦いが始まった
「月、強いね(苦笑)」
『雫様のが強いですよッ!結構本気なんですから…雫様は余裕が見えますし』
「そんなこと無いよ」
『雫様より強い方など居ませんよ、きっと…』
「嫌、居るよ。敵の白蘭とかね…今の恭弥にもまけるかもしれない」
『それはどうでしょうか…そろそろお終いにしましょう』
「あぁ、そうだな」
一気に縮まる距離…
お互いに口元に弧を描きながら、最後の攻撃をした
トレーニングルームに広がった白い光
「俺の勝ちだな…ってことで、ネックレス没収」
『雫様?』
首にあった重みが消えたことに気付き、雫を潤んだ瞳で下から見つめた
雫は踵を返し、トレーニングルームの奥へと歩いていく
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