第十二弾
夢小説設定
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雲雀に倒れ込むように抱き付いた
「恭弥、ただいま」
「おかえり。」
「やっぱり怒ってる?」
「怒ってないよ(黒笑)」
「嘘だな…クロームを助けに行ったの怒ってるじゃん!クロームは骸から任されてるの!」
「また六道骸?」
「あぁ、そうだよ。」
「六道骸が君を好きなこと知ってる?」
「知ってる…否知った。10年前のあの日に…」
「だったら何で…」
「人の気持ちを壊すのは一瞬だから…とても儚いものだから」
「君はその思いを受け止めるの?」
「それは、違うッ!出来ないって分かってる…」
「雫は僕だけを見ていてくれないの?六道骸にキスされて、抵抗しないなんて…僕を好きじゃないから?」
「違うッ、違うよ…恭弥」
「何処が違うの?僕だけの雫じゃなくなって…」
「恭弥が満足するまで抵抗しないから、何しても良いよ」
そう言って、瞼を閉じた
「雫はどうして僕から離れていくの?」
ポタッ、ポタッと頬に冷たい雫が落ちてくる
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