第十二弾
夢小説設定
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それに周りは顔を歪めた
雫は直ぐに銀の腕輪を銃に変え、空中に向かって撃った
皆の顔の歪みが無くなった
水の結界がそれぞれを護っているからだ
無論、闘う雲雀とツナ、そして雫は除いて
雲雀の身のこなしに雫は言葉を失った
(10年前とは比べ物にならないな。今の俺でも負けそう…ツナは炎を上手く調整出来ていない。恭弥手加減ねェな…)
少し汗を流し、その様子を目で追った
(恭弥、盗られたぞ。)
ツナの手には雲雀のボックスが握られていた
ツナがボックスを開けても面白そうにしている
口元に綺麗な弧が見える
「気が変わったよ。もっと強い君と戦いたいな。それまで少し付き合おう。で、君達は…ボックスがどうやってできたのか知っているの?」
その問いにラルが答えた
それを雲雀は偶然だと言った
その間にも頭上で、ハリネズミが取り込まれていく
勝ったのは雲雀
踵を返した
「雫、行くよ」
それに頷き、パチンと指を鳴らすと水の結界が壊れた
ニコッと微笑み、雲雀と草壁とヒバードと共にそのトレーニングルームを去って行った
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