第一弾
夢小説設定
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優は知る由もない
「本当は凄く寂しかったよ…優は人の気持ちに敏感だね。会いたくて、会いたくて堪らなかったよ。群れる事が嫌いな僕がここまで優にハマるなんてね。君を僕のモノにするからね。誰にも渡さないよ…?絶対にね。覚悟しておいてよ優」
雲雀の肩で規則正しい呼吸音…
雲雀はそれを愛おしそうな瞳で見ていた。
結局授業は受けることなく、ずっと寝ていた優…
「ねぇ。いい加減起きてくれないと僕、何するか分からないよ」
それでも起きないということは気を許しているという事
今は夕方を過ぎ、風も更に冷たくなってきている
「クシュン」
自分のくしゃみによってやっと目を覚ました…
「ん?今何時だ?」
目を擦りながら覚醒していない頭で考えている
「イタリアに居たはず…ま、いっか!」
「全然良くないよ。今17時ね…何時間寝る気なの?僕を待たせるのが好きなんだね。罰としてこれからは風紀委員の手伝いしてもらうからね」
「んぎゃっ!」
雲雀の笑顔で頭が覚醒した。
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