第十一弾
夢小説設定
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それを手で拭っても、なかなか止まらない
―…俺は何て弱いんだろう…―
頭の中で木霊するように響く
「ふぇ…―」
体育座りをして顔を腕に埋めた
涙が止まるまでずっとそうしていた
泣いたことをバレないように、瞼の上を冷やした
「恭弥、有難う。何日後かは分からないけど、また会おうね」
手紙を置き、辛くも笑顔で部屋を後にした
扉を閉める音がヤケに嫌に響いた気がした
「強くなった俺で皆に会えるように…頑張るから。待っていて」
そう言いながら歩く雫の姿は見ていても辛くなるような雰囲気が醸しでている
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