第十弾
夢小説設定
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それを寝ながら感じとったのか更に力が込められる
(恭弥、本当に有難う…貴方はいつも私を喜ばせてくれる天才だよ。寝ながらでも私を思ってくれて…本当に嬉しい。失いたくないよ。何にも代えられない私の一生の宝物だよ)
「雲雀恭弥、貴方を一生涯護り続けることを…此処に誓います。例え私が貴方より先に死のうとも必ず…失いたくない貴方だから。傍で笑っていて下さい…ずっと。」
握り返してくれた手を持ち上げ、そっと唇を落とした
そして、顔を上げて唇にも同様のことをした
軽く触れるだけのようにも見えるが、どんなキスよりも深く気持ちの籠もったものだろう
「私が離れたとしても赦してね。私が離れるのは貴方自身の為だと言うことを忘れないで…恨んでも良いから。必ず、貴方の元に帰ってくることを忘れないで。私は貴方が居なかったらもう生きては行けないのだから。」
自嘲気味に笑い、雲雀の顔を見た
「何があっても私は貴方を信じる。貴方も私を信じて…それだけで私は強くなれる。何処までも」
そう言って、握られている手を離し立ち上がった
何にも揺るがぬ瞳を宿して…
歩み出した
己の道を雲雀と必ず歩むために
その為に強くなる
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