第十弾
夢小説設定
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それに応えるように抱き締め返し、体重を預ける雫…
「無防備なことしないでよね…君は本当に困る」
ハァと溜息をし、苦々しい笑みを浮かべる雲雀
「恭弥、そろそろ俺修行始めないと…だから、離して?」
「あともう少しだけ…」
「わかった…」
そう言って身を委ねる雫
ギューッと腕に力が入るのがわかる
「恭弥、可愛い。」
「雫のが可愛いよ。誰よりも、世界中で一番ね。だから、尚更怖い。君が誰かを好きになって離れていきそうで」
「クスクス、恭弥は馬鹿だね。離れていくわけないでしょーが」
「何で?僕より良い人なんて沢山居るんだよ?そんな保証…何処にも無いんだよッ」
「保証?保証ならあるよ。私が保証…恭弥は馬鹿だね。未来に怯えて生きていっちゃ駄目だよ。じゃないと本当にそうなっちゃう。だから、今を考えよう」
「そう…だね」
気が抜けたのがわかる
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