第十弾
夢小説設定
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走って、走って、走って…
勿論場所が分からない
迷子になったが、座り込んだ
ポケットに手を入れると携帯が手に当たった
取り出し、開いた
(一応動くんだ)
カチカチと操作していると、雲雀の画像が出てきた
(応接室での…可愛いな)
画面に触れ、涙を零した
(ごめんね、ごめんね。探してるよね…必ず戻るから。恭弥もこっちに来るのかな?会いたいよ)
雫と同じ年齢の雲雀に会いたい
10年後の雲雀が嫌いなわけではない
ただ、会いたい
純粋にそれだけなのだ
泣き疲れ眠ってしまった
携帯は眠る前にポケットに戻したのだ
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