第十弾
夢小説設定
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そんな空気の中…
「このボックス等はこの大地のリングでも開かなかった。10年後の私は開いてた?」
「開かなかったよ。今この状況でボックスの話をするのは雫ぐらいだよ」
「気になってさ…ごめんね?」
「良いよ、別に」
若干黒いオーラが漂っているが気にしない
「雫らしいよ」
「そう?有難う、かな?」
首を傾げた雫
そして、目の前にいる雲雀は目を見開き目を背けた
その雲雀に近付き、頬にキスをした
「じゃ、ボックスの研究にうつるから離して」
「嫌だよ。僕も行く」
「…分かった。行こう」
それでも腰にある腕を離してくれない
「恭弥、離して。嫌いになるよ?」
パッと腕が解かれ、体重をかけないように立ち上がった
雲雀も直ぐに立ち上がり、手を繋いだ
「雫に会って僕は本当に変わったよ。草食動物達と群れてる弱い奴だと思ったら赤ん坊より強いからね。何時の間にか目で追うようになって、傍に居て欲しいと思うようになって、離れて欲しくなくて…こんな感情今まで無かったから。」
クスリと笑う表情に雫は釘付け
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