第一弾
夢小説設定
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ドアノブに手を掛け、手前に引いたその瞬間
雲雀に後ろを向かされ、帽子を盗られた。
「つっ……///」
赤く充血した瞳は潤み、頬は紅潮している。
それを見た雲雀は時を忘れ優を見た。
優は耐えられなくなり瞼を閉じて、斜め下を見た。
「帽子…返して。帰れない。これから仕事がある。お願い…返して」
そこまで言うと帽子は頭の上に乗っかっていた。
「気をつけて帰るんだよ」
「ん…分かった」
いつもとは違い、カツカツとは歩かずぽてぽてと帰路についた。
マンションに帰って、パソコンを開き依頼主からのメールがきていた。
他にも何通かメールがきている。
メールを開けば詳しい事が書かれている…
「約5ヶ月間か。体育祭は参加無理だな」
荷物を纏めて出発する準備をし、ベッドに体を預けた。
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