少なからず先程の雲雀の行為に躊躇したが、手を回した











｢誰か一人でも、俺を待っててくれる人が居たら必ず帰ってくる｣












｢雫｣












｢何、恭弥？｣












｢雫｣












｢恭弥｣












ギュッと更に力強く抱き締めた












｢俺は此処に居るだろ？居なくなっても必ず何処かで会える。そう信じてくれ｣












｢わかったよ。罰ゲーム二回ね｣












｢は？意味わか｢俺って言ったよね｣｣












一気に青ざめる顔












｢……ハハハ。じゃ、今日は此で失礼しまー｢ダメに決まってるでしょ｣｣











(鬼が居るよ…鬼が!!!)











｢僕は鬼じゃないよ｣












｢…(汗)外に人居たし、二人では無かったでしょ｣











｢僕に刃向かうんだ。君が居なくなってからの行動述べてあげようか？｣











｢嫌、良いッス｣












顔を左右に激しく振り拒否をした












｢恭弥、私が居なくなっても捜さなくて良い。必ず何処かで会えるから。絶対に…そしたら罰ゲーム二回受けるよ。約束は守るからさ!!｣












｢捜さないなんて無理だよ。僕は君が居ないとおかしくなりそうになる。必ず捜し出す｣












そう言い、抱き締められた















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