第六弾
夢小説設定
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雲雀は行き場の無い手を引っ込めた
「その気持ちだけで嬉しいよ。有難う」
引っ込めてしまった手を包み込み笑顔で言った
「後、力が戻ってない状況で治癒したから、あまり動かないで…」
(力が戻るのに五分位時間がかかるけど、戻ったら治してあげるからね。無理しないでよ?恭弥)
「分かった、行くよ」
「何処に?」
「掃除にだよ」
「ワォ!恭弥学校大好きだもんな~」
「僕の真似?」
「あ、ホントだ。びっくり」
(学校より雫の方が好きだよ)
そんな事を思っている雲雀とは別に、雫は慌てている
「恭弥、ごめんね?」
シュンと頭をうなだれて謝る雫に雲雀は顔を赤くした
(可愛い///)
頭の上に手を乗せ、平静を装って口を開いた
「そんな事良いよ。僕は君さえ無事ならね」
「有難う」
ふわっと花が咲くように微笑んだ雫にモニター越しの人でさえ、顔を真っ赤にした。
直視した雲雀は平静を装うどころではない
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