第六弾
夢小説設定
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少し時間が経つと、チェルベッロの声が響いた
{各フィールドに設けられたポールの頂上にはフィールドと同じ種類のリングが置いてあります}
{ん…!?リング…まさかまた奪い合えってのか……?}
{ってことはさーオレ達も戦えちゃうわけ?}
獄寺とベルフェゴールの声が響く
{どうぞご自由に。ただし、できればの話ですが}
その言葉が合図かの様にリストバンドに仕組んであった何かによって刺された
{ただ今守護者全員にリストバンドに内蔵されていた毒が注入されました}
雫はポールに寄っかかり肩で息をし始めた
「体が…熱い。何だ、これ」
体内が徐々に熱くなっていき、頬も紅潮していく
{デスヒーターと呼ばれるこの毒は瞬時に神経をマヒさせ、立つことすら困難にします。そして全身を貫く燃えるような痛みは徐々に増してゆき30分で……絶命します。}
体が思うように動かず、汗を拭うのがやっとの様だ
{毒の進行を止める方法が一つだけあります。それは守護者のしているリストバンドに同種類のリングを差し込む事です。リストバンドの凹みにリングを差し込めば、内蔵されたデスヒーターの解毒剤が投与される仕組みとなっています}
「リング、取りに…いかないと」
ポールにしがみつきながら、立ち上がった。
「頼む、動いてくれ」
足に力を入れ、必死に立ち上がろうとしている
「…っはぁ、」
汗を拭い、何度も何度もチャレンジする
上手く立てない自分に苛立ちが隠せない
(向こうも…始まったか)
瞼をそっと閉じ、銀の腕輪が銃へと変わった
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