第六弾
夢小説設定
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眠りに就いた雫を見て立ち上がった
バサッ
何かが背中から落ちた音がして振り返ると床にはブレザーが…
「やっぱり君は変わってるよ」
ブレザーを拾い、学ランを脱ぎ雫に近付いた
そっと眠っている雫に学ランをかけ、ブレザーをソファーにたたんで置いた
「今日は雫の為に頑張るよ。絶対に護るからね?」
頬に触れながら呟いたその顔をもし学校の人が見たら驚きを隠せない筈だ
凄く優しい笑顔を見せているから…
無表情に近い人が笑顔を作るなんて有り得ない事なのだから
サラッと邪魔な髪を掬い、流れるように頬に触れた
額にキスを落とし、学ランをかけ直してから立ち上がった
机の中にあるプリントを出そうと開けたら、一枚も紙が無い
「全部やってしまったんだね…」
やることが無い雲雀は雫の隣に座った
肩に手をやり、自分の肩に寄せたのだ
雫の頭は自動的に雲雀の肩の上…
寄せた手に力を込めた
「絶対失わないよ…君だけは護るから、絶対に。」
「有難う…恭弥」
起きたばかりな為ふにゃッと笑顔を見せた
「不意打ちだよ///」
右手で顔を抑えながら呟く雲雀に意味が分からず頭上にハテナを浮かばせている
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