第五弾
夢小説設定
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小さな笑みを浮かべ口を開いた
「優…まだ雫としては生きていけないかもしれない。でも、恭弥といれば自分を出せる気がする…優の言った通りかもね。応援してて。必ず記憶を取り戻し、家族を殺した奴等を殺すまで。私らしくは生きれないけれど…いつか雫として私が生きられる事を」
校門に向かって歩き出した
後ろでは優が微笑んでいたことを知らない
それでも彼女は幸せを感じただろう
自分の事を赦してくれないと思ったけれど、赦していてくれた
愛していると言ってくれた
記憶を取り戻せない苦痛は続くけれど、いつか取り戻せる日が来るはずだ
心から笑える日が来る事を…
瞳に輝きが戻る事を
願って…
あなたは1人じゃない。
この言葉は最高の力となる
欠点にもなってしまう
敵から護ると誓った雫
あなたなら出来る
全てを包み込む包容力があるのだから
たまには弱音を吐いて泣いて
あなたが壊れてしまわないように
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