第五弾
夢小説設定
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瞬きをしたら涙が零れてしまいそうだ
「恭弥…俺もう大丈夫だから離して」
雲雀は腕を外した
「風紀の仕事って主に何してるんだ?」
「書類を書く。群れた奴や風紀を乱した奴等を咬み殺す。」
「群れた奴って…明らかに私情挟んでるよな。あ!」
上に着ているコートのポケットに両手を突っ込んだ
「1ヶ月も前何だけどな…壊れてるんだけどさ」
黒い雲雀の携帯を前に差し出した。
「捨てといてくれて構わないよ。新しいの買ったから」
「了解。後で塵にしとく」
そう言ってポケットの中に戻し、フードを深めに被った
「俺にはそれくれないのか?」
そう言いながら指で指したのは風紀と書かれている腕章
「近いうちに用意しとくよ」
「ん-サンキュッ」
欠伸を噛み殺しながら風を感じている
目尻には若干涙がある
目を擦り、雲雀に話し掛けた
「寒くないのか?」
「平気だよ」
「なら良いんだ…あんまり心配かけんなよ」
それは君もでしょという視線をぶつけてくる雲雀
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