第五弾
夢小説設定
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自然と涙が溢れてくる
「優…」
“俺に気付いてくれたんだな…雫”
「何で?何で?貴方を殺したんだよ…」
“雫の意思じゃなかったんだろう…そんな事分かってた。俺に銃を向けてる時、感情を移していない瞳で泣いていたから。だから、もう自分を咎めないでくれ…雫として素直に生きてくれ。自分の気持ちにも。俺の事で泣かないで。俺を想うんなら笑って雫”
虚を突かれ目を見開いた
そして、ゆっくり優しい微笑みをむけた
“じゃ、もう時間だから。いつも傍に居る…見えなくても。雫は1人じゃない…後ろで寝てる彼が居る。仲間が居る。もう、泣かないで。笑っていて…いつか雫としての自分では無く雫として生きて…彼は受け入れてくれる。俺はそう思うよ”
「優…ごめんね。有難う。貴方の名前で生きているのは忘れない為」
“忘れても良いんだよ…笑顔を取り戻して”
「まだ…忘れたくない。」
ふるふると頭を振って否定した
“雫愛してる…幸せになって”
透明な手で頬に触れ、キスをした
ブワッという風と共に優は消えた
「会いに来てくれて有難う…」
瞼を開けるといつもの瞳に戻ったが、前より光が輝きが戻った様に感じる
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