第五弾
夢小説設定
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瞼を閉じれば鮮明に思い出される忌まわしい過去
だが、自分で犯した過ちなのだから
制御出来なかった
ガバッと体を起こした優は目を覚ましたみたいだ
頬には沢山の涙
風が頬を撫でる
髪を靡かせる
指でそっと頬に触れた
「拭いきれない過去…どう足掻こうと、貴方は赦してはくれないよね」
そう呟くと風が止んだ
「逢いたいな…話がしたいよ」
空を仰ぎ悲しく笑顔を作った
「貴方は笑っていますか?」
先程まで止んでいた風が強く吹いた
(まるで風が返事をしてるみたい…)
「まさか…居るの?」
ブワッと風が吹いた
「つっ…血に眠る悪魔の血よ…真実を私に見せて」
瞼を開けると赤い瞳となっている
周りを見渡し、優は言葉を失った
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