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夢小説設定
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額に軽いキスをし、手を振って寮を出た
莉兎は何を頼むのか
琉生はスタスタと向かっていく
私服に身を包み、歩いていく
手には特攻服が入ってる紙袋だけ
ジーパンに携帯と財布が入ってるだけ
パーカーに手を突っ込み歩く
一つの店の前で止まり、‘close’となっているが入る
カランカラン
「久し振り、かな」
「深雪?」
「うん」
「覚悟決めたの?会える?ちゃんと戦える?」
「叶に会いに来たのは話したくて。まだ不安…彼奴に会ったらきっと辛くなる。それは分かってる…覚悟はある。じゃないと解決も出来ない。噂で彼奴は今族に入って、手段を選ばず手当たり次第に潰していっている」
「皆を守りたい…でしょ?」
「あぁ。守りたい…きっと潰しにくる。周りに居る大切な人を潰しに。だから、戦うことを決めた…もう周りは巻き込まない」
「じゃ、行ってらっしゃい…だね」
「行ってきます」
そう言って暗くなった外を見た
舞蝶の姿へと変え、バーを後にした
そして、悪夢の溜まり場へと向かった
もう既に敵が来ている
ふぅと息を吐き出し、飛び出した
ガッ
「多勢に無勢…最近の奴等は秩序がなってないな」
冷声と冷笑で言うと、顔を青くした
「これを見過ごすわけにはいかないな。覚悟しろ」
そう言い終わった瞬間、周りを蹴散らしていく
「この程度か?あんまり調子のってると大切な居場所失うぜ?」
返り血を拭い艶やかな笑みを浮かべた
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