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肯定とも言える微笑みを…
「良く覚えておいて下さい。僕はこの授業に二度と出ることはありません。そして、答えが間違ったままの問題はやり直した方が良いですよ?もう一度高校の範囲を勉強してください」
それだけ言って教室を後にした
(結構鋭いな)
廊下を歩き、スタスタと進む
携帯が振動した
見たことの無いアドレス
内容は<今日悪夢の集会あり。県No.12の奴が攻めてくる>
「択人か」
携帯を閉じ、莉兎の教室の前で待機
何かあっても直ぐに対応出来るように
鐘が鳴り教室の扉が開く
「莉兎、ちょっと良いですか?」
椅子から勢い良く立ち上がり、小走りで走ってきた
「何~」
「今日、午後の授業サボってもらえますか?」
「良いよ~」
教室を後にし、寮に向かって歩いて行く
キーを通し、中に入る
「今日の授業の内容は俺が何とかするからテストの心配すんな。まぁ、莉兎は頭良いか」
喋りながら特攻服を掴み、紙袋に入れた
「何で知ってるの?」
「知ってるから…今日俺は午後から居ない。だから、守ってやれなくなるんだ。部屋から出ないで欲しい…こんな方法になるとは思ってなかったよ」
「全然大丈夫だよ」
「有難う」
微笑し、莉兎に触れた
「埋め合わせするから」
「何でもいい?」
「あぁ」
「考えておく」
ニコッと微笑み、紙袋を掴んだ
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