7
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
勿論、それに気付く筈がない
「連絡待ってるからくれよ?皆には内緒な」
「うん」
「じゃあ、帰りますね」
立ち上がり、部屋を後にした
(一人の人の笑顔を取り戻せた…良かった)
ふっと笑みを零し、歩き出した
教室に向かって...
ガラッと扉を開け、中に入っていく
「今まで何やってたんだ!!!俺の授業を聞かない奴は殺す」
「どうやってですか?教えて下さいよ」
その瞬間空気の温度が下がり、その瞳で捉える
「あなたに人を殺す覚悟が足りませんよ。第一、あなたに僕は殺せません…弱すぎて話にならない相手とは戦わない主義ですしね」
嘲笑った琉生の冷ややかな瞳に皆驚きを隠せていない
「生徒がつけあがりやがって」
「血の気の多い人ですね」
「うるせェ!これでも昔は族に入って総長やってたんだ」
「それがどうかしましたか?あなたみたいな総長は見飽きた…族の品位を下げているのはお前みたいな奴が居るからだ」
「五月蝿い…」
「それがどうかしましたか」
「お前ムカつく」
「それで?もっと前から僕はイラついてましたけど?」
「お前…殺す」
教科書を投げ捨て、走ってきた
「遅い動きも見飽きました。」
拳を交わし、腹に力強くストレートを入れた
その拳の速さは見えない
「出直しなよ?弱い」
「何者…だ。その、拳の…速さ」
「いつか事実を知りますよ。僕が何者かを」
「お前…まるで今、噂の舞蝶…みたい、だ」
「それは光栄ですね」
クスッと笑いを零した
.