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夢小説設定
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そして次々と倒していく
ガッ
僅かだが頬に拳が掠り、龍虎の目尻からは血が流れた
「コンタクトズレたじゃねーか…コンタクトズレると痛いの知ってるか?」
目に手を当て相手を睨んだ
「今しかねー!!行くぞ」
一斉に束になって殴りかかってきた
それを地を蹴った瞬間、龍のように空を駆け上がっていくように見えた
「コンタクトも直ったし、反撃させてもらいますか」
拳で殴り、次々と倒していく
「本当に、弱いな」
目尻辺りから流れている血を手の甲で拭った
「手加減してやったこと有り難く思え」
『悪夢』の奴等は未だに呻き声をあげている
恐らく龍虎の戦い方を見ていただろう
龍虎は向きを変え、溜まり場の中に入っていった
奥に行き、適当に手に取った
「手、貸せ。そのままにしとくと腕使い物にならなくなる」
そういうと手を出してきた
「宜しい」
そう言って小さく微笑んだ
キツく包帯を縛り、三角巾で首からかけた
「さっさと病院行け。馬鹿総長」
「誰が…馬鹿だって」
「総長の君。礼はいらない。勝手に俺がやってることだから…でも、仲間を守れなかったのは総長の責任でもある。少し反省しろ。さっきの族…殺意があったぜ」
「うるせぇ」
立ち上がり、次々と手当てをしていく
応急処置だが、適切な判断である
最後の一人は真だ
あまり怪我が無いのがわかる
だが、左肩が震えているのがわかる
「悪い」
そう言って肩に触れた
「骨折れてるぞ」
痛みで服を握り締めてきた
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