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全ての奴が呻きながら倒れている
携帯を取り出し電話をかけた
「もしもし、俺。救急車以外で目立たない車回して。重傷患者7名…病室も空けといて。じゃ」
携帯をポケットに入れ、出血の酷い幹部の一人
一ノ宮秀の傍に行き、腕にハンカチをキツく縛った
「殺傷キズばっかりか」
(冷酷とか言われてるが、優しいんだな)
思わず笑みが零れる
仲間を抱えながら気を失っている姿に…
暫くすると屋上の扉が開く
(来たか)
「お待たせしました」
「別に構いませんよ。上にいる2人と、この2人とフェンスに寄りかかってる一人とあなたの横の2人で終わりです」
「…えっと、周りに居る「気にしないで下さい。この人達がうけたのは当たり前の報いですから。早くして下さい…死んだりしたら病院…クスッ。その地位を手放したくはないでしょう?」」
「!君達何ボーっとしているんだ。今言われた人ストレッチャーにのせて」
助手の人達は直ぐに天龍のメンバーをのせ、車に乗り込んだ
勿論琉生も
病院に運び込まれ、集中治療室へ…
その前で祈るように待っていた
「栗原様」
「院長先生ですか…場所を変えましょう。この姿では」
眼鏡を外し、ウィッグをとった
「先程、来ていただいた先生…迅速な動きが出来ない方なのですか?あまり、指揮を任せない方が良いですよ。」
「充分に注意をしておきます」
「次はもっと優秀な方をお願いしますね」
「はい。この度は申し訳ありませんでした」
深雪はいえ…と首を振った
ガラガラガラ
ウィッグをつけ、眼鏡をして駆けて行った
「7人は大丈夫なんですよね?」
「命に別状はありませんし、後遺症もありません」
その言葉に胸を撫で下ろした
「有難うございました」
「医師として当たり前の事ですよ」
(この人、これからのびるな)
そう悟った琉生だった
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