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夢小説設定
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屍達がピクピクとしているのに皆唖然
そんなこと知らないかのように無視をしている
「琉生はオタクじゃない!」
柾谷はそう言って琉生の眼鏡を取り去り、長い前髪に手を当てようとした
「柾谷、はり倒すよ?(黒笑)」
「ごめん」
前髪は上げなかったからそんなに見られてはいない
眼鏡を柾谷の手から取り去り、踵を返した
チョコチョコと隣を夏樹と冬樹が歩いている
「2人共、足大丈夫?」
「「うん。平気!慣れてるもん」」
「そっか」
「あんな事して良かったのかよ」
「良かったんだよ。岬や竜達に被害が行って今日みたいになって欲しくない」
そう言って冬樹と夏樹の頭を撫でた
「この状況が気に食わない奴が居るだろ。本城達がな…真を抜いてだけど。でも教えるつもりはないぜ?俺が族の中でNo.1ってことはな。つきとめてみろよ?」
「余裕そうだな」
「まぁな…では、僕は向こうに行くので此処で失礼します」
手を振り反対方向へと歩みを進めていく
森の中へと進み薔薇園の中に入って行った
(やはり此処が一番落ち着く)
背中を預け瞼を閉じた
(此処良いな…誰か来た)
瞼を開け、その人物を捉えた
(琴原凪斗と柊択人か)
「何か用ですか?『悪夢』の方々。そんな警戒しなくても何もしませんよ?あなた達が何もしなければですが」
其処まで言うと2人は警戒を解いた
「琉生とか言ったよな?秋羅の事殴ったらしいじゃん」
「いけませんか?あの人の言っている事は不愉快過ぎて」
「彼奴はそういう奴だよ。あれでも舞蝶に会って変わった方だからな」
「お前って族に入ってるのか?あの強さは普通じゃない」
「…秘密ですかね」
「勝手に調べるから良い」
「出てくれば良いですね」
クスリと笑みを作り、薔薇に触れた
鼻を近付けて匂いを嗅ぐ姿に2人は顔を赤く染めた
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