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それに悲しみに満ちた表情で琉生を見た
「俺が想像しているものより遥かに重いモノを背負っているんだね。たまには俺に吐き出してよ。内容がいえなくても、真の支えになるから。頼って良いんだよ」
真は琉生を震えながら抱き締めた
「いつか、いつか必ず話すからその時は聞いてくれる?」
「聞くよ。いつまでも待ってるから」
「有難う、本当に有難う」
「ううん」
体を離して微笑みかけ、手を差し出した
「戻ろう」
それに頷き運動場に戻って行った
「眼鏡有難う」
眼鏡を受け取り、かけ終えてから並んだ
柾谷が挨拶をしている時に
「柾谷、マイク貸して」
「琉生?良いよ~」
マイクを受け取り、話し始めた
「藤堂琉生です。取り敢えず言っておく…親衛隊か何か知らないけど、俺の周りに居る大切な奴等に指一本でも触れてみろ。あの世に片道切符を渡してご招待だ。ヤルんなら周りじゃなくて、俺に直接文句言って殴りかかってこい。陰口なんてセコい真似してんじゃねェーよ。いつでも相手になってやる」
シュッと何かが琉生に投げられた
それを当たり前のようにパシッと受け止め、手の中を見た
「石ね…馬鹿は姑息な真似しか出来ないのか?」
挑発すると見事に乗った者達
「オタクのくせして調子に乗りやがって」
「琉生はオタクじゃな―――い」
「柾谷、引っ込んでろ。それ以上言うな」
最後の方は苦笑いを浮かべていた琉生
「さて、ショータイムといこうか」
獣のような瞳で相手を睨みつけ、攻撃をし減らしていった
「もう終わりか」
それだけ言って降りた
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