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夏樹が出る競技を見ている
[夏樹さんが転倒し、怪我を負ってしまいました。彼の代わりに2000mを走ってくれるクラスの方は今すぐに夏樹さんが居る場所に…繰り返します]
「冬樹、行ってくるから待ってろ。眼鏡もまたよろしくな」
「行ってらっしゃい」
それに笑顔になり、頭を撫でて夏樹が居る場所へと向かった
「夏樹!」
「琉生!今の放送で来たの?」
「当たり前だろ?代わりに走ってきてやるから心配すんなよ。俺速いから一着とってくるよ」
「…もし、無理だったらお願い一つ聞いてね」
「わかったよ…じゃ、行ってくるな」
直ぐに走る位置に行き、ピストルの音がするのを待った
パン
その音とともに走り出す
(やっぱり、走るの気持ちいい)
パン
あっという間に走り終えた琉生
「もう終わり?ま、いっか」
一着をとり、スタスタと夏樹の元へ歩き出したら真が抱き付いた
「真先輩離れて」
「また分かったんだ」
「当たり前。このまま引きずりながら行くから」
ズリズリズリ
やっと夏樹の近くに着いたと思ったら…
「おい、真。琉生にくっつくな」
「秀!!」
「何の用だよ」
「琉生から離れろ」
「醜い嫉妬か?」
「そうだけど、悪いか?」
「めちゃくちゃ悪いね」
永遠と続きそうな口喧嘩
「…っせェな。静かにしろよ。俺を巻き込むな」
ドスの効いた声で言った琉生に2人は黙り込んだ
「ごめんね?」
「絶対五月蝿くしない?」
「しないしない」
頷きながら言う真の顔は必死そうだ
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