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今のところ全て一着
障害物競走になった
(障害物競走か…親衛隊来るな~返り討ちにするけど)
この競技が一番規模が大きい
トラップは当たり前のようにあるので、クリア出来る人が年に一度居るか居ないか
網を潜り、迷路のような場所を抜け直角まであるような坂を意図も簡単に登る琉生
ダントツで一着を走っている
残りは走るだけ
パンッ
[ダントツで一着をとったのはまたまた藤堂さんです!!これは圧勝ですね~次はクラス対抗リレーになりまーす]
(まだあるのか…)
琉生のクラスの順番は親衛隊に脅された人→親衛隊に脅された人→夏樹→冬樹→琉生だ
勿論脅された人は遅く走っている
ビリになりどんどん離されていく
夏樹と冬樹が走っても追い付かない
しかも、冬樹は足を引っ掛けられ転倒
「先生、自分此処から走っても良いですか?冬樹を保健室に連れて行って下さい。冬樹は心配するな…一着とって帰ってくるから、眼鏡預かっといて」
眼鏡を手渡し、バトンを拾い目にもとまらぬ速さで走り出した
アンカーは2000m走らなくてはいけない
琉生のスピードは落ちることは無く、寧ろあがっている
露になる綺麗な顔に観客は息を呑んだ
次々と抜かしていく
足を引っ掛けられ転倒する琉生だが、手をつき直ぐに体制を整えた
そして一着になり、周りから拍手の嵐
ヘトヘトになった親衛隊が来た
「冬樹の足引っ掛けた罪重いよ?卑怯なことしたのどう償って貰おうかな?タダで済むと思うなよ。」
笑顔で言うから尚更怖い
「周りをどう脅したかは知らない。でもな、冬樹に足を引っかけたのは許されないことだ…覚悟しとけよ」
眼孔が妖しく光る琉生に寒気が走っただろう
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