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夢小説設定
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下唇を噛み締め、真を見た
「俺に…さわらないで」
「何でですか?嫌いですか?」
「そうじゃ!!そうじゃないんだ!!!俺は人に触れる資格なんか…無いんだ」
「触れるのに資格なんて必要なんですか?真先輩が何を隠して背負っているか何てわかりません。調べようとも思いません…知りたいとは思っていますが、先輩が話せる時に話して下さい。話したくなかったら結構ですから。僕は離れていきませんよ?何を抱えていても…です」
「ごめん」
そう言って遠慮がちに抱き締めてきた
(どうして琉生は俺の欲しい言葉をくれるの…)
「大丈夫ですよ」
安心させるように笑顔を見せた
「有難う」
「お礼を言われるようなことはしてないんですけど…」
「したよ」
即答した真に笑みをこぼした
「俺琉生のこと気に入った…」
「本人に言っちゃダメじゃないですか?」
「俺は言うよ。琉生にだけね」
「んー…っと、有難うございます?」
「クスッ。可愛いな」
「男に可愛いはダメですよ!!」
「そうやってムキになるところが可愛い」
頬に唇を落とした
「な、何するんですか///?」
「本当は唇が良かったんだけど、会って直ぐに嫌われたらショックだから」
その発言に琉生は顔を赤くした
「お、男なんですよ///」
「俺は気にしないけど」
「気にして下さい///」
「やっぱり可愛いな…」
「…僕帰ります」
真に背を向け、歩き出した
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