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夢小説設定
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そのオーラに寝起きのため気づいていない
「そうですよ。知り合いですか?」
「まぁね、君が秀と知り合いとは知らなかった」
「真先輩の瞳って自前ですか?」
「そうだよ。俺ハーフなんだよ」
「そうなんですか。他人に言われたりとかしなかったんですか?」
「されたけど、受け継いだ碧の瞳だし気にしなかったね」
「強いですね…先輩は」
「強くないよ…全然。」
「会って間もない僕が言うのも変ですけど、先輩は強いですよ」
「有難う」
(でも瞳が生きていない…死んだような瞳。この人は何を抱えているんだろう)
「気に障ったら謝りますけど…抱え、込まないで下さい」
「!!君は真っ直ぐで穢れを知らない人なんだね。穢れている俺と関わっちゃいけない…」
手を震わせ、薔薇園を出て行った
「…んだよ、それ。意味分かんねーよ」
地面を殴り、追いかけた
どこに居るかなんて分からない
ただ、理由が聞きたくて
笑顔が見たくて
ただ走った
なりふり構わず
独特の茶色の髪を探して
「真先輩、待って下さい」
だが、それを聞いた真は逃げるように走っていく
それを脱兎の如く追い掛けた
パシッ
腕を掴むと振り払われた
それが酷くショックだった
数々の嫌な出来事と重なって
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