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琉生は申し訳無く感じている
そこに鐘が鳴り響いた
バン
屋上の扉が乱暴に開け放たれた
「天龍の総長何処だよ」
「何か用かよ」
そう言って立ち上がる竜
「全国No.2の地位を奪いに来たんだよ」
「弱い奴が何言ってんだよ」
「殺してやる」
天龍のメンバーを男達が囲んだ
(200ちょい?余裕だろ)
よく見ると手には武器が握られている
(マズいな…)
「やれ」
「琉生は隠れてて」
そう言って立ち上がる冬樹
琉生はその殴り合う光景を見ているだけ
(何も出来ないのか?俺は…こんな事で失いたくない)
冬樹に向かってナイフを掲げた男に向かって走っていった
「…って」
そのナイフを素手で受け止めた琉生の手には血が流れている
ナイフを掲げた男はカタカタと震えている
琉生の瞳の鋭さに
「武器とかダセェ真似すんじゃねェよ。餓鬼が」
そう言って男を殴り飛ばした
ナイフを手からとり、投げ捨てた
カラーン
後ろを振り向きすかさず冬樹の腕を押さえている男2人を瞬殺
「死ね。少人数に多勢で…腐ってんな。冬樹大丈夫か?」
「琉生の手…」
「平気。夏樹助けに行っておいで」
「…でも「大切な兄弟だろ。行け」」
冬樹は駆け出した
(ここの族夜潰しに行くか)
鋭い双眸を総長に向けた
「半殺し決定~」
口元が妖しく歪んだ
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