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その仕事を片付けるのに朝までかかった
適当に荷物を纏め、理事長室に向かった
(怠い)
理事長室の近くもなく遠くもない場所に生徒会室があることを知らない
理事長室をノックした
「入って~」
ガチャ
顔を上げ、椅子に座っている柾谷を見た
「俺今日から暫く学校来ないから。用事が出来た」
「どのくらい?」
「俺にも分かんない。彼奴が溜めてる仕事俺がやんないといけないし」
「頑張ってね…待ってるから」
そう言って優しく頭を撫で微笑む柾谷
(この表情が好きなんだよな)
「じゃ、行ってくる」
手を振り、理事長室を後にした
歩いている途中、部屋があった
(生徒会室…逃げよ)
歩くスピードが増し、門まで行った
(危なッ)
歩いて五分ぐらいの場所に黒塗りの車が停めてあり、直ぐに周りを見渡し乗った
「お帰りなさい。深雪お嬢様」
「ただいま。前にも言ったけど、敬語駄目」
話しながらウィッグや眼鏡などをとっていく
「ですが…」
「由良…怒るよ」
「わかりまし…分かった」
「ん。良かった…堅苦しいのは抜き」
「あぁ」
由良がそう言うと、深雪は体を乗り出し頬に唇を寄せた
「お、おいッ///」
「可愛い反応有難う。一ノ宮財閥の家に行くから適当に店に寄って。この格好はマズい…んで、手土産持ってくから」
「分かった」
由良は勢い良くハンドルをきった
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