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桐は一口食べると目を見開いた
「めちゃめちゃ美味い…」
「サンキュー!!」
そう言って微笑んだが、内心溜息を吐いていたのだ
「なぁ、桐…No.3の奴って、…やっぱ良いや」
「…言えるようになった時言えよ」
「…俺、こんなに頼るの何年振りだよ。忘れてくれ」
口を閉ざした琉生
「美味かった。また食いに来ても良い?」
「いつでも来いよ。来る前に連絡頼むよ…」
「俺琉生の連絡先知らない」
「あ…じゃ、赤外線」
琉生が桐に送信したのだ
「ま、皆にも回しといて。俺が一々送んの面倒だからさ」
「…わかった」
携帯をカチカチとイジリパコンッと閉じ、ポケットにしまった桐
琉生の携帯が震えだした
メールが受信された
七件からの受信に驚きを隠せず、メールを開いた
「んー…桐、もしかして今皆に送った?」
「あぁ」
「…秀と竜と透と昴からメール来るのは意外」
「メール来たんだ…俺も驚くな、それは」
「俺、基本メールじゃなくて電話だから返信の可能性はほぼゼロなんだけどな」
「双子泣くよ?」
「返信します…」
そう言って馴れない手つきで返信を始めた
勿論文章のみだが
「こんなんで良いか」
そう言って返信した
(秀のパーティーの件何とかしないとな)
「電話して良い?」
「あぁ///」
桐が赤くなったのは、琉生が顔色を伺いながら覗き込むように見てきたからだ
琉生は寝室に入り、親に電話をかけた
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