4
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
周りの人全てが息を呑んだだろう
敬語を止め、怖がる事無く逆に嘲笑った
その顔は見た事もない顔つきだったのだから
桐の傍に行き、一緒に朝ご飯を食べた
「一つ問題の奴片付けました。恐らく今の光景を見た人は誰も言ってきませんよ」
「ついさっき、っていつ調べたんだ?」
「此処に来る少し前にパソコンを弄ってましたよね。あの時に、パパッと調べてコピーしたんですよ」
「何で、そんな事出来んだよ?」
「秘密です。いつかわかります」
優雅に紅茶を飲み、頬を緩ませた
その表情に周りはドキリとしたが、誤魔化しただろう
「では、桐行きましょう」
ガタンと音も立てず立ち上がり、食堂を桐と出て行った
「今日は僕の部屋にしましょう」
7階に行き、部屋の中に入るとダンボールが増えている
「彼奴…また増やしやがったな。まぁ、いい」
パソコンを起動させた
コトン
テーブルの上にアイスコーヒーを置いた
ウィッグと眼鏡を外し、微笑んだ
「少し私にお付き合い下さいね」
意味が分からないという顔だ
椅子に座りパソコンを弄り、妖しげに微笑んでいる
「これは…随分面白い。桐の母親は三流ではありません。寧ろ一流です…さぁ、此奴の顔に泥を塗ってやるよ」
クリック音が響いた
「終わりました。これで桐の母親も自由です」
今のクリックで全世界に情報が流れたのだ
「どういう意味だ?」
「貴方の会社に金を借りて、上に登りつめた会社があります。そこを潰すのに躊躇するのは金をかしているから。一流になろうとしても、金を返さないとかそのデザインを奪ったりしているのです。桐の母親はちゃんとした一流デザイナーですよ」
「母親が?」
「えぇ。だから心配しなくても良いですし、もう言われる事は二度とありません」
「…琉生有難う」
「嫌、全然良いですよ。あ、あと補足で一つ。金もデザインも返しますから安心して下さい」
優しく微笑んだ琉生に笑顔で返した
.