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そんなに遅くも早くもない時間に食堂に入った
桐は何時も竜達と居るが今日は端から見たらひ弱そうなオタクと居る
「彼奴、族やめんじゃねェの?」
「親があれだしな」
「橘ってあの三流のファッションデザイナーだろ?もう潰れんじゃね?」
桐の拳は震えている
どんな震えかはわからない
カツカツ
琉生はその男達の傍に行った
何をするかというと
グイッ
胸倉をつかんだのだ
「今直ぐその言葉撤回しろ!」
今まで敬語しか学校で使わなかった琉生が素で喋った
しかも、殺気を微量だが出している
「撤回しろっていう言葉が分からないのか?」
「お前、俺は古谷っていう有名なデザイナーの息子だぞ!」
「有名ね…クスクス」
「何が可笑しい」
「君の事調べさせて貰ったんだよついさっきね。仕事の企業機密をね?売っているモノのデザイン全ては君の母親では無く全く違う人の作品を根刮ぎ奪い取り、その店を裏から潰している。服やモノを作る時、表示しているモノとは全く違った合成のモノを高い価格で売って金儲けしている。どうする?このデータネットに流して二度とこの社会で生きられなくしてやろうか?」
ぴらぴらと紙を見せた
「これを理事長に届けようと思ってコピーしといたヤツ」
「企業機密なんてロックが何重にもかかって…あけられないモノだ」
「あんなの一分もかかんなかったけど?」
嘲笑うように言ってやった
「クソ!」
「諦めが悪い奴だな。お前の家は借金背負って生きていくって事だ。俺の友達馬鹿にすると痛い目見るんだよ(妖笑)当然の報いだ。せいぜい頑張んな」
「お前の家絶対潰してやる」
「それは一生かかっても無理だな。いずれわかる」
笑いを残し、桐の横に行った
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