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遭遇した
天龍の総長の佐川竜
汗が背中を駆け下りた
「竜何やってんのぉ~」
「寝坊。其奴は?」
「転校生だよ~」
「そう。屋上行くのか?」
「「うん」」
「俺も行く」
(マジかよ…あり得ねェ。絶体絶命のピンチ)
こうして4人で屋上に向かったのでした
扉を開けると風があたる
頬を撫でる風が気持ちがよい
「来るの遅かったな~」
(副総長の成田昂か…他は幹部の奴等だな)
「琉生怖い?天龍のメンバー全員いると」
「少し驚いただけです。大丈夫ですよ」
「良かったぁ」
「夏樹は可愛いですね」
「「え?僕等がどっちか判るの?」」
「当たり前じゃないですか」
「「うわ~ん」」
「大丈夫ですか?泣かないで下さいッ」
抱きついてきて大声で泣いている
「2人共似てっから、親も俺等も族の奴も区別つかないんだよ。だからお前が初めて」
「そう…だったんですか…。その間違えた人殴っても良いでしょうかね(怒)」
「俺等もじゃねェかよ!」
「そうですけど?」
ポンポンと背中を叩いてやる琉生の瞳は優しさに満ちている
「「琉生好き~」」
「僕もですよ。2人共似ているとは言いますが、人とは纏っている雰囲気が違うんですから。誰が判らなくても僕が判ってますから安心して下さいね(笑)」
「「うん!」」
頭を撫でてやると更に笑顔になった
「フフッ。お二人は可愛いらしいです」
「「そんなことないよ~」」
「何かあったら言って下さいね。」
(絶対守ってやっからな)
そう心に誓った深雪
「和んでる3人は置いといて、舞蝶は見つかったか?」
「まだだ」
「そうか…何で見つかんねぇーんだよ」
「皆さんは何故探しているんですか?結構噂になってますよ」
「会いたいから…話してみたい。何故居なくなったのかも聞きたい」
「結構奥が深いんですね」
「まぁな」
その表情は少し寂しそうにも見える
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