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涙声とも感じられる程だ
「馬鹿!」
「うる、せ」
「吐き出せ」
「嫌だ…」
「長期戦だな…(笑)一つ一つゆっくり話してみろ」
「…」
「無理しなくて良い。桐のペースに合わせる」
コクンと頷いた
「何か飲むか?」
「いらな、い」
「ん。わかった」
ポンと頭を撫でた
どのくらいの時間が経っただろうか…
外が暗くなってきた
「俺さ…皆より、遥かに馬鹿で、成績も悪い。家柄も、あんまり良いとは…言えなくて。容姿だって竜達と違って、悪いし。俺こんなだから…周りも、離れていって…。だから、竜達が一緒、に居てくれて、ズッゲ嬉しいんだよ…でも、皆俺より全部上だし。幹部でも、一番下で、何もかも勝てない…んだよ。もう、俺は、どうす、りゃ…良いんだ、よ。勝てるモノ、一つも…持ってない」
「竜達がって見ないで、視野を広くもて」
深雪は桐の頬を両手で優しく挟んだ
「桐。お前は十分格好いいよ。馬鹿だって思うんなら勉強しよう?俺が教えてやるよ!家柄なんか関係無い。何かいわれたのか?」
「俺、一応…橘家の息子。父親は、橘組。母親、はファッションデザイナーの社長…母親は一流じゃ、ないから…その事言って、くる」
(組??桐は彼奴を知ってるかな…)
「そ…か。辛くなかったか?」
「悔しい…何時も、それは言い返せな、くて。俺よ、り上に居る男…が「うん。わかったから…もう良い」」
ギュッと抱き締め、背中を撫でた
「一気に話さなくて良い。時間はまだ沢山ある…一端休憩な」
頭を優しく叩き、ソファーを立った
ココアのホットを淹れ、テーブルの上に置いた
「飲め。少しは落ち着くから」
コクンと飲み始めた
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