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チラッと此方を見て話し出した
「桐はね、僕等より劣ってるのが嫌なんだと思う…家も成績も容姿も全部に感じて…何て言うのかな?劣等感を感じるんだと思う」
「有難うございます。桐は僕が何とかしますから、心配しないで下さい。当分学校には来ませんから、気になさらないで下さいね。では、またいつか」
手を小さく振り、教室を後にした
(少し強引にでも桐に吐き出させるかな)
スタスタと歩いて寮の入口に向かった
寮長の居る部屋に入った
「すみません。橘桐が居る部屋教えていただけませんか?」
「橘?6階の666号室だな」
「有難うございます」
微笑むと赤くした寮長
「嫌。別に///」
では…と言って部屋を出て6階を目指した
「此処か…一応今は一人部屋か。まぁ、ちょうど良い」
ピーンポーン
ガチャ
「誰?って琉生?」
「勝手に入りますね」
「お、おい!」
靴を脱ぎ、中に入り座った
「琉生、何入って寛いでんだよ!」
眼鏡を外し、ウィッグを取った
「さて、そろそろ吐き出して貰おうかな…流石に桐自身も限界感じてんじゃねェの?」
「な、に…が?」
「此処座れ」
射抜くような眼差しで桐を捉えた
流石に逆らえないと判ったのか、大人しく隣に座った桐
頭を手で引き、肩に無理矢理乗せ撫でた
「俺が気付いてないと思ってんの?言えよ…吐き出しちまえ」
「意味…わかん、ね」
徐々に震え出す声
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